成田山新省寺2月も半ばですね。

数週間前に新年を迎えたと思ったのにもう2月も半ばですね。
早いですね。
コロナウイルスなども流行る覚悟でインフルエンザの予防同様にうがい手洗いに気をつけましょうね。

今月の法話です。
皆様に福が訪れますように!

塩 山 成 田 山
令和 2 年 2 月 法 話
~福を引き寄せる方法・挨拶をしていますか?~
皆さんもそうでしょうが、気持ちいい挨拶をしてくれる人に良い印象を持ちませんか?
反対に、目が合っても知らん顔や言ったか言わないのか
分からないような挨拶にどんな印象を持ちますか?
人に対しては、簡単に良い悪いと印象を持ちますが、ご自身は
周りの人たちにどんな印象を与えていますか?
そもそも「挨拶」という漢字の「挨」には「押す・開く」
「拶」には「進む」「近づく」という意味があります。
「挨拶」は「自分の心を開き相手の心に近づく事」
「信頼関係を築く事」です。
コトバンクによると「元は禅宗において僧が問答を繰り返しあう意味」とあります。禅宗の大切な修行の一つです。
挨拶一つとっても人生においての修行です。
仏教では六道輪廻の考えがあり、人が人として生まれてくるのには理由があります。人ならば必ず四苦八苦があります。
滝にうたれる、山中に分け入る、座禅する。どれも仏教では大切な修行です。でも、今すぐに誰でも出来き、いつまでも続けられる挨拶という修行もあります。
神仏を信じて、修行をする事によって迷いや悩みを
断ち切ることができます。
神棚・荒神様・先祖に対しても同じ事です。人から挨拶をされて気分はいいのに、自分は人に挨拶をして相手に良い気分を
プレゼントもしない。でも、良い気分は欲しい。
敬う対象の神仏や先祖に「おはようございます。」「ありがとうございました。おやすみなさい。」の挨拶は最低限してください。
良い気分をお互いに交換していると、福は自然と集まってきます。
○利他楽顔を実践し「ありがとう」を増やしてください。
※「利他楽顔」は十波羅蜜の中の一つです。
波羅蜜というのは彼岸(迷いから悟りに至る)が目的の菩薩行で、春と秋にある彼岸の目的は、
先祖供養だけではなく、生きている自分自身が彼岸(迷いから悟りに至る)到達することが目的です。そのため、彼岸中には様々な戒めや行わなければならない事があります。それが六波羅蜜です。
六波羅蜜のさらに上が、十波羅蜜です。
自分の笑顔のためだけではなく、他人の笑顔のために何かしてみるのはいかがでしょうか?
恵比寿様や大黒様など福の神様を思い出してください。笑顔ですよね?
皆さんはお不動様や毘沙門天様と違い魔を切っているわけでは無いので、眉間にしわを寄せて
難しい顔をしないでくださいね。お不動様はじめ神仏や先祖を敬い、自分の利益だけでなく、他人の笑顔のためにも笑顔の福の神になって運気をあげてください。
~ ~ ~ 今 後 の 予 定 ~ ~ ~               
3月1日午後8時~護摩法修     4月5日午後2時~春大祭特別護摩法修                             
1日午後2時~護摩法修       19日午前11時30分~
19日午前11時30分~        先祖・水子・ペット他供養
先祖・水子・ペット他供養   ※4月の護摩は1度です。ご注意ください。
大祭当日・大祭準備ぜひ徳を積みご奉仕ください。
3月29日・4月4日・5日